原作「天女と傀儡師」について 著:二代目左門左兵衛

2022-07-19 UP!

「天女と傀儡師(くぐつし)」について原作小説

原作・振付・構成・演出の「左門左兵衛」作品として、平成30年に発表した作品で、現状のところ、これが私の代表作と目されているようです。

この作品は、平成28(2018)より私の発想で企図したもので、その実現に2年ほどの歳月を要しました。企画し、製作に入った当初は、北朝鮮製のミサイルが日本上空を飛び、Jアラートが鳴り響いている時期で風当たりも強かったですが、実際には、その「風潮」の中で上演するための作品でした。

この作品のコンセプトは、公演の紹介文、並びに、FaceBookのアーティトページで英文とその翻訳によって詳しく説明していますが、現在でも多種多様な誤解があるようです。その誤解の一つ一つに反論するよりも、私がこの作品のために書き下ろした原作小説(舞台台本)を読んで頂いた方が、その誤解を氷解させるに効果的ではないかと愚考します。

現在の私は、別の作品の製作に移り始めています。私の過去の作品である「天女と傀儡師(くぐつし)」に対しての疑問は、この原作小説(舞台台本)が答えてくれることを望みます。

左門流家元・二代目左門左兵衛

Samom J Sahey

黎和4年文月吉日 




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